心大血管疾患リハビリテーションの
量や質による急性心筋梗塞患者の
予後改善効果を検証し、心リハの未来を創っていく

HOME>研究の方法

研究の方法 研究の方法

1.抽出方法

2014年1年間に日本循環器学会が実施している「循環器疾患診療実態調査 (JROAD)」で収集された急性心筋梗塞患者(約5,000例)を抽出対象とします。2019年度心リハ学会認定研修施設と年間50件以上の急性心筋梗塞が入院している施設から無作為に抽出します。
次に、2014年のDPC情報から各施設の対象患者を抽出するために必要な情報を各施設へ送付します。 患者のDPC情報以外の診療情報は、各施設より直接セキュリティ保護されたオンライン上のデータシート(EDCシステム)へ登録します。

2.追跡調査

各施設の外来心臓リハビリテーションの状況:
2014年時点の外来心臓リハビリテーションの有無、外来心臓リハビリテーションの体制、1週間の延べ外来心臓リハビリテーション患者数を調査します。
各患者の診療情報:退院して6か月と2019年12月31日までの最終時点での追跡調査を行います。身体所見や臨床検査データ(NYHA、体重、血圧値、脂質プ ロファイル、HbA1c、eGFR、喫煙の有無、心エコー検査結果など)の他に心臓リハについて (外来心リハ継続の有無、継続期間、総回数、CPXデータなど)、予後 (生死、死因、入院を要する心血管イベントなど)を調査します。